本日もブログを御覧いただきありがとうございます。
金曜日担当タカハシです。
本日のご紹介はタイトルにあるダンパー交換なのですが、
今回はこちらのパルセーションダンパーを交換致します。
あまり馴染みの無い方もいらっしゃると思いますがこちらはABC装着されている車両のABCポンプに備わっている脈動を抑える部品になります。
こちらが故障してしまうとポンプの動作で発生する振動を抑制できず、車体の振動や異音の発生に繋がってしまいます。
今回の作業車両SL400ではV6ツインターボが搭載されており、同じV6搭載のSL350より少々ダンパーの露出が少ないため作業スペース確保から行いました。
ドライブベルト周りを脱着し、ABCポンプのプーリーを外してポンプ本体を外します。
これでようやくダンパーの取り外しスペースが出来たので、交換・その他の復旧を行い、油圧システム状態を確認、ロードテストにて最終確認を経て完了となります。
パルセーションダンパーのトラブルはABC装着車両ではメジャートラブルでもあり、毎日乗られている方だと初期の微細な変化に気づきずらい場合もあるため、定期点検やその他の場合でもお気軽にお声掛けください。
それでは本日はこの辺で。
またのお越しをお待ちしております。