お世話になっております。
L-TECH船堀のオグラです。
先週から引き続き、浦安市郷土博物館に行ってきた様子をお伝えします。
今回は船の展示室です。
浦安の海で活躍した木造船についてお伝えします。
大漁旗と共に展示されているのは投網船です。
実際に船の上に乗ることもできます。
頭上にも船が展示されてました。
小網船、打瀬船(うたせぶね)、マキ船とそれぞれの漁法にあった船が造られました。
浦安を代表する船としてベカ舟があります。
海苔採り用の木造船で、板が薄くペコペコすることから「ベカ」と呼ばれていたともいわれています。
動力となっていたエンジンの展示もありました。
小型漁船にはディーゼルエンジンや船外機が搭載されていました。
大型漁船には焼玉(やきだま)エンジンと呼ばれるものが搭載されていました。
このエンジンは燃焼室にある焼玉と呼ばれる部分を加熱して、内表面の熱面で燃料に着火させて燃焼する仕組みです。
驚いたのが、約30年間江戸川に沈んでいた船から引き上げたエンジンを修復したそうで、実際に始動ができるのでエンジン音を聞けるとのことです。
国内に数例しかない貴重なエンジンを見ることができて良かったです。
次回は浦安の郷土料理をお伝えします。
ご一読いただきありがとうございました。